生老病死
生まれて
老いて
病気にかかり
いつか死んでいく
・・・・
ベッドが並んでいる
その一つのベッドに自分はいる
いろんな人がいた
戻れた人
戻れない人
・・・
人の価値とは何か
お金、収入なのか?
ここでは
せめてものテレビカードを購入するくらいだ
お金で健康は買えない
老いを止めることも
病気をしないことも出来ない
まして、死を止めることも・・・
・・・・
・・・
仕事がいかに大変か
大きな声で自慢げに語っている人もいた
でも
それは自己満足
周りの人は
みんなわかってる
部下が何人いても
どんな大きな会社にいても
このベッドの上では
平等なんだ
同じ時間に起きて
同じものを食べて
同じ時間に寝る
出られるまで
同じだ
みんな孤独
出られなければ・・・
お金や仕事のプライドは
もう何の意味もない
どれだけ稼いだかではない
どれだけ偉くなって部下を抱えたか、でもない
最後は
支えてくれる家族がいるか
支えてくれる友達がいるか
話し相手がいるか
愛する家族
信頼する友
これが人の生きた価値
そのために生きること
それが生きる価値