(写真)
いつ帰ってくるんだっけ?
土曜日に帰るよー
お土産のジャガビーとベビースターは買ったよ!
ありがとー!
おっけー!
あれから一週間ぶりだ・・
店外・・
わかっていてもなんだか胸が苦しい・・
帰ってきたよー
今日は土曜日だからバタついてるかな?
もうちょいしたら大丈夫だと思うー
そっか
まぁそうだよね
大丈夫だよーどこ?
今から出るとこー
OK
お土産をカバンに詰めてうちを出た
もうバスは無さそう??
こんな時は
なぜかタクシーがなかなか来なくて
少し焦ってる??
焦る必要なんかないのに・・
もう着くよー
そう連絡して
返信が来る前にお店に着いた
そこそこ混んでいる・・
あっちでいー?
りょーかいー
カウンターのいつもと反対の席に座った
久しぶりだねー
ちょうど一週間かな~?
たぶんそうだと思う・・
そっかー
はい、おみやげー
ありがとー!
お??
わさび味??
食べれるかな~??
スナックだしそれほど辛くないかと・・
ちょっと食べてみよ!
彼女さま
少しやつれた??
一週間ぶりに見たから??
今週の忙しかったの~?
そーでもない~
暇だったかも~~
でもなんか疲れたーー
そなの??
休みが・・
明日は休みじゃん??
今週休み無かったから。。
ん??
そうか・・
店外か・・
・・・
財力の有無・・
財力のある人の行為をみて
心から喜べる財力の無い人は
布施をしたのと同じような行為者と言え
功徳を受ける
・・・
それはまだ
自分にはきつそうだ・・
胸のあたりに
何かがつっかかる感覚がある・・
荒い波動・・
彼女さまが・・
大好きな人が店外に行ってしまうことを・・
心から喜べる??
それは無理・・
正しい思念では無いのかもしれないけれど・・
そうか
自己中な思念なのか・・
まだ彼女を信じる気持ちが不足しているのかな・・
そうじゃない
信じているけれど
それでも・・
・・・
信じること・・
人間は環境に流され
目に見える動きにとらわれる習慣をもっている
互いに信じあえるから調和して生きていける
信がなくなれば
人は生きていくことはできない
自分が信じられなくなったら
死を選ぶしかない
心の世界は
すべて信によって支えられている
この世界は
明日の運命さえわからないのでことさらそうなる
縁があってこそ結果が生じるもの
苦楽も因と果によって現れる
思わなくてよいことを思い苦しむ
やらなくていいことをして苦しみをつくっている
すべては縁生
悪い因をつくらないことが大事
苦楽は肉体と心で自分がつくりだしていることに気がつくこと
・・・
お祭り・・
行くって言ってたねー
うん、行ってきてさ
午前中早くからでさぁー
お昼には先に抜けさせてもらったぁ
そーなんだ・・
そっか・・
お昼には帰ってきたんだ・・
彼女さま
自分が気にしてることに気が付いてる・・
このことを伝えたかったんだ・・
・・・
まことの人間・・
中道を悟り
欲望に足ることを知り
愛欲に対して純潔を守り
身心から生じる渇望を除き
いつも偏らない思念と行為を律し
深く考え
常に心が平静であれば
心に動揺がおこらない
慈悲を人に施し
正道を物差しとして生活するので常に清浄
法を実践体験しているため
智慧は豊かで一切を超越している人を
まことの人間という
・・・
うん・・
暑くてさー
日焼け止め塗りまくっていったー
おぉ・・
腕を見せてくれて
ほら・・
優しい・・
本当に優しい彼女さま
大好きだ
好きになって本当に良かった・・
彼女の愛で
荒い波動が癒されていくのを感じる
愛してる・・
本当に大好きなんだ・・
恋している・・
ずっとずっとあなたに恋い焦がれてる
・・・そっか
・・お祭りか・・
そういえば
お彼岸だったな・・
お彼岸のお祭りか・・
・・・
供養・・
本当の供養とは
供物を神に供えるものではない
正しい思念と行為の実践にある
神を賛美しても
欲望を求める供養ではなんにもならない
利益を求め
愛欲を求める供養であれば
いくら熱心でもそれは生存に対する欲望、執着
生と死を超越できない
自己中の生活を捨て
嘘のない
他を生かし
助け合い
協力し合う生活
人間関係が大切
生きている気の毒な人に供養するのが本当の供養
生かされている大自然に感謝することは
生きている人たちが互いに助け
互いに調和する努力と行為が無ければならない
調和とは
報恩という行為によって
大きな供養となる
その供養こそ
神に喜ばれるはず
・・・
・・・・・・
・・大丈夫そうだね~
良かった!
それでね~
なんかー
お客さんがあなたとキャバクラ行きたいって言ってたよー
キャバクラって言うのは
彼女さまの元の職場だ
自分と行きたい??
そー
なんで??
さー・・
自分行っても・・
・・・彼女さまがいないと無理だよ。。
・・
あ、それにさー
ん?
その人とは使える資金が違います!
その人って言うのは
彼女さまが日曜日に店外したお客さんだ
どうしてこんな話になったのかわからないけれど・・・
いい人だし
話しやすいし
優しいし
それでいてお金持ちだ
どこをとっても・・・
・・・
足ること・・
足ることとは
善なる心
神の子の自分に立ち返った自覚から生じる営み
欲望を抑制する
我慢する
分に安んじることではない
地位
名誉
金
さまざまなモノを持っている両親を選ぶのも
貧乏を選ぶのも
自分自身がすべて定めて生誕してきたこと
この世界でその中で
自己の心の浄化に努力していくべきと定め
努力の集積が大切
・・・
・・・・・・
そんなことを思っていたら
彼女さまを呼ぶお客さんの声が聞こえた
あぁ
カウンターの反対の隅っこには
かまって2号さんがいたのか・・
気が付かなかった・・
人が変わったように
波動が違っている・・?
から?
わからなかったんだ・・
そんなこともあるのか・・
・・・
・・・・・・
彼女さまと話して
何かほっとした・・
胸を撫でる?
っていうのはこんな感情??
胸のあたりを締め付けていたものが
無くなって楽になっていった感覚
・・・
安らぎの生活・・
安らぎの生活は
心の中にうずく
外界に心を奪われた想念と行為を
あらためるしかない
・・・
そっか
お会計だったのかー
お会計をして終わったら立て続けに新しいお客さんが来て
さすがに週末はすごいなー
またお店でひとりの時間になった
もう慣れて
感情を自動で制御出来ている
感情の荒い波動は来ていない
・・・・・・
しばらくして
彼女さまは自分ともう一人のお客さんを一人で受け持った
そのお客さんは・・
このときにお店にいたお客さん
そして
このときにもお店に来てくれていた
お金持ちの優しいそうなお客さんだ
彼女さまの上手な会話で
そこに自分もまぜてもらえた
・・・
・・・・・・
え??
300万をひと月で・・??
え・・
・・・
わたしも融資ほしーー
300万無利子で貸してほしーー
無利子って・・
利子はあんたが払いなさいよー!
・・・
足ることを知った生活・・
足ることを知った生活とは
人生の目的を知り
その役割を理解し
神の意志を受け継ぐ行為
足ることを知れば知るほど
生活行為がより積極的になり
愛と奉仕の心が湧き上がる
自分の余裕を何のために使うか
愛と奉仕に生きるか
愛と真情が生活の原動力となって息づいてくるが
それには反省と
内在する悪の芽を摘み取る勇気と努力がついてまわる
その努力を無理にするのではなく
努力が努力と感じられなくなってくるように
毎日を怠らずに励むこと
・・・
そんな会話をしていたら
そろそろ自分は帰る時間
お客さんも入っていたしちょうどいいタイミング
じゃーね~
ありがとー!
うん、またね!
彼女さまに感謝!!
会えて本当に嬉しかったよ!
いつもありがとう!