キャバ嬢の彼女への告白

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彼女のこと

この時のこともよく覚えてる

彼女は夜の仕事を辞めていた

・・・

待ち合わせ

お昼から、阿佐ヶ谷の駅で待ち合わせ

駅の近く

パスタ屋さんから始まるデート

今日、告白しようと決めていたけれど

そんなすぐには言えないよ・・・

すごく緊張していて

こんなに年も離れていて・・

せっかくのパスタが口に入っていかない。。。

なかなか言い出せない・・・

悪い癖・・・

お酒に頼る

おいおい、、、酔わないんだけど。。。

こんな時に限って・・・

まったく酔えない。

ワインどれだけ飲んだんだろう・・・

食べ終わる

時間が流れていってしまう・・・

告白

まさか?って思ったんじゃないかな?

やっとの思いで

吐き出すように

口を開く・・・

  考えておくね

が答えだったね

今思えば、そうなるってわかっていたんだね

君はずるいよ

でも、聞いてくれて

時間を作ってくれて

ありがとう

喫茶店で・・・

ランチでパスタを食べたあと、

そのあと喫茶店でコーヒー飲んだよね

自分は気が付かなかったけど

その時春日がいたんだよ!

って、あなたもよく覚えているよね

っていうか

  考えておくね

って

振られてるだろ・・・

なんでそんな

こんな雰囲気なんだ?

彼女なりの優しさなのかな?

・・・・・

時間がたって、そろそろコーヒーも無くなった

二人してコーヒーが好きだったね

このころから・・・

喫茶店を出たところに

パイレーツオブカリビアンの映画が表紙の雑誌

あ、これ!って

いっしょに眺めたの覚えてる

夜のデート

そのあとは

駅の近くのスナック

かわいく歌ってたよ!

ぴょんぴょん跳ねて歌ってた

スナックのママを

東京のお母さんっていって自分に紹介してくれた

楽しく

飲んで歌って

これって・・・

期待させるよね

この場所、今でもあるのかなぁ

別れ

この日のデートが終わる

もう遅い時間・・・

とっても楽しかった

けれど

まだ告白した緊張の余韻がのこっている

このあと

何年会えなくなったんだっけ

1年半かな?

まったく

この時はそんなふうになるなんて

信じられなかったよ

次回